プレイノの西側にある、
かなりオシャレなレガシーウエスト。
そこから歩いて行ける場所に「レガシーホール」があります。
この街は、大人のオシャレ感がハンパないです。
「レガシーホール」(左写真)&「レガシーウエスト」(右写真)
この周辺には、センスの良いクルマや街並みが拝見でき、
歩いているだけでテンションが上がってきます。
このレガシーホールの中には、人気でオシャレなお店が30近く(クリック出来ます)入っており、
飲食が中心の建物で、非常に多種多様な食事が食べられます。
このレガシーホールという建物の中であることに気づきました。
お客が何か商品を買うのですが、
現金でのやり取りがされていないということです。
アメリカだから、クレジットカード社会ではありますが、
それにしても、お店であれば通常、現金を見かけます。
しかし、ここの建物の中入るときに、
こんな注意がありました。
たまたま、この店ではカードでの支払いだったのかも
と思い、他のお店も見ましたが、
どこも、この同じ端末機を使って、
現金を扱うところはありませんでした。
この端末機をどの店も使い、
ディスプレイが客側までくるっと回転して、このモニターでサインなどします。
現代では、キャッシュレスの流れですが、
このレガシーホールという建物の中では
すべてキャッシュレスで、
現金はお断りという仕組みが出来ています。
詳しい方に、聞いたところ、
お店のテナント料は、売り上げの●%とのことで、
各お店(テナント)がいくらの売り上げを上げているかが
ビルを管理するシステムで把握されているようです。
ということは、売上をごまかすことも出来ず、
完全に1セント単位でお金の流れが分かるんです。
ショッピングモールとしても、
売上が高いテナント(お店)を少しでも多く入れたいでしょうから、
数字で見えるので、お店の管理側としては凄い分かりやすいです。
そして、各店舗の売り上げに対しての毎月のテナント費が
発生するようで、固定的に家賃を取るという発想がありません。
通常、多くの商業施設では、
テナント費用は毎月定額ですが、それでは、収入の限界がありますね。
利回りのコントロールが効きません。
しかし、
お店の売上によって、
テナント料金が変動するというのは斬新ですね。
商業ビルについては詳しくはありませんが、
ということは、ビル管理会社側としては、
不動産の固定収入も見込めつつ、
まるで事業の様にテナント収入をコントロールできますね。
ビル全体の売り上げや利益率を上げたい場合は、
お店へのアドバイスややり方を変えることで
ビル管理会社自体の利回りが変わるということです。
キャッシュレスは、店側も管理側もメリットがあります!
▼店側のメリットとしては、
・現金の受け渡しが無いので、食事を扱う際、とても衛生的
・会計時の紙幣やコインの手間のかかるやり取りが不要
・従業員がお金を抜くことが出来ないので、毎日の売り上げ会計が楽
・キャッシュレスということで、毎日のレジの現金の準備が不要
▼管理側のメリット
・すべての売り上げを管理し、把握することが出来る。
・どれくらい人気なのかデータで見ることが出来る。
・当ビルへの集客データがあるので、お店への助言など出来る。
現金を使えない仕組みであれば、
ムダな経費や手間が省けてWIN-WINですね。
その施設の中で、
現金が使えないと、お客が来ないのでは?
と一瞬思いましたが、
レガシーホールやレガシーウエストに来る人たちを見れば
すぐに分かります。
まず、来る人の層が違います。
少なくとも、見た感じ、
ポッケの中に、しわくちゃのお札を入れる様な客層ではなく、
スマホ1つかカード数枚を持って、
身軽に遊びに来る比較的若めの方がスマートに遊びに来るところです。
周辺の企業を見ても、
JPモルガンチェース、
リバティミューアル(大手保険会社)、トヨタ、JCペニー、NTTデータ、、、、、
その他多数のアメリカFortune500などの会社の従業員たちもが、
仕事後に、集まってスマートに一杯やったりするのでしょう。
Fortune500の本社がゾクゾク、ダラスのアービング、プレイノやフリスコへ進出
先ほどでました、Fortune500企業ですが、多くの米国大企業がテキサスへ進出。
本社機能として多くの企業がテキサスへ引っ越してきています。(赤い部分がFortune500の会社がある所)
下記数字は、ランキングです。500位の内、2位にエクソンモービルが入っています。
ちなみに、1位はフォールマート(アーカンソー州)です。
Texas Fortune 500 Headquarters
Fortune500 ←クリックするとランキングが見れます。
進化、進化、進化!!!
このレガシーホールのキャッシュレスの仕組みの様に、この街ダラスでは、進化する時代が来ています。
例外はありますが、大都市では、現金を扱うということがもう時代遅れになりつつあります。
そして、お隣の、フリスコ市にはAI機能搭載の無人の自動運転車が走っており、
空飛ぶUBERタクシーの駅も計画され、渋滞が無い空飛ぶタクシー計画もあります。
↑UBERのステーションハブをイメージ。
空飛ぶUBERを降りて、地上での移動も出来る感じです。
プレイノやフリスコは最先端を行く都市となっており、
毎日のように、巨大プロジェクトが公表され、
LAやニューヨークなどの大都市では、
法律の規制や市民の反対などで新規案件でも実装するまでが大変で、
それらの都市と比べ、テキサスや北ダラスは、
理解のある市長含め、進化のスピードが全米でもTOPクラスでしょう。
「ライバルはフリスコ市でなく、自分たち!」と言うハリーさん。
何かと取り組みやすい環境風土があるので、
判断の早い決断が出来るため、最先端を行きやすいのでしょう。
プラーノは、住みやすい都市ランキングも全米でTOP10に入り、
市民も、これから最先端技術や、企業、人が入ってくるのを賛成しているかもしれません。
ラスベガスやLA、NYと比べてみると、
おとなしい感じの街ではありますが、多くの人が知らないうちに、
時代の、先を先を行っている感じがしてきました。
「レガシーホール」や北ダラス。
まだ行かれていない方は、是非!
時代の最先端の街へ!
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