マック 映画『The Founder』(ザ・ファウンダー)は最高に面白い!

*海外でマクドナルドと発声するときは、
「マクダーナル(ズ)」でないと通じませんでした。

さて、プレイノに住む人は、全米と比較して、
高所得の方、健康意識が高そうなイメージが多い様ですが、
みんながみんな、ホールフーズ、オーガニック食品を食べているわけではありません。

もちろんマクドナルドもあり、食べています。

プレイノ市内のマクドナルドのお店は、
どこでもそうだと思いますが、バランスよく配置されていますね。
2つの道路に面するため、角地が多いですね。

プレイノで10分も車を走らせていれば、
まずマクドナルドを目にするでしょう。

東に行ってもマクドナルド
西に行ってもマクドナルド
南に行ってもマクドナルド
北に行ってもマクドナルド

このプレイノの地図を見たら碁盤目の様に
マクドナルドも綺麗に配置されています。

マクドナルド同士が被らないようにしていますね。


オーガニック食品スーパーで有名な
ホールフーズやトレジョ、スプラウトなど
健康食品が多い生活も素晴らしいのですが、

たまには、気分転換でジャンクフードを
食べたいと思ったことはありませんか?

自分も、月に1,2度
無性に食べたくなる時があります。

プレイノの街を走っていたときに
マクドナルドを見て思い出してしまいました。

しかし、マクドナルドはどこにでもあるな~と

そのマクドナルド、
2017年の映画『The Founder』(ザ・ファウンダー)という映画があります。
(初公開はアメリカ本土で2016年12月 )

このマクドナルド創業時に関しての映画を
飛行機の中で3回見て、感動したのを覚えています。

とてもオススメです。

それ以来、

リアルのマクドナルド店を見ると、
○○○屋にしか見えなくなりました。

○○○屋に行って、
「すみません、ビックマック1つ」笑

ところで、なんで、こんなに
世界のあらゆる街に、マクドナルドがあるのか、
不思議ではありませんか?

もちろん、味が美味しいから
店が世界各地に広がった
というのも一理ありますが、

マクドナルドより美味しいハンバーガーは
たくさんあるのに広がっていない理由が分かると思います。

まだご覧になっていない方は、
時間を取ってでも是非、見てみてください。

ビジネスをされている方でなくても、
見る価値はあると思います。


少し内容をお伝えしますと、、
ご存知の方も多いと思いますが、

いまのマクドナルドは
2人のマクドナルド兄弟が創業したのですが、

その後、レイクロックが半ば、買収し
マクドナルドの成長を世界に広げました。

以下、wikipedia調べによると、

レイ・クロック(1902年10月5日 – 1984年1月14日)は、アメリカ合衆国の実業家。

マクドナルドコーポレーションの創業者で、マクドナルドをフランチャイズ展開して、
世界最大のファーストフードチェーンに仕立て上げた人物として著名である。

イリノイ州シカゴ西郊のオークパークに生まれ、
1941年には5種類のミルクセーキを同時に作る機械「マルチミキサー」の独占販売者となり、国中を旅して周った。

1954年、カリフォルニア州サンバーナーディーノで1940年に最初のマクドナルドを開いたマクドナルド兄弟と出会う。
クロックは効率化された調理システムに興味を持ち、兄弟と交渉してフランチャイズ権を獲得、

1955年4月にイリノイ州デスプレーンズに最初のフランチャイズ店を出店した。

1955年3月、52歳の時にマクドナルドシステム会社を設立
1961年にマクドナルド兄弟から商権を270万ドルで買収、1984年までには世界34か国で8300店舗を開いた。
生涯で5億ドルの富を築いた。

1974年にはプロ野球チームサンディエゴ・パドレスのオーナーに就任した。
1984年1月14日、長年の糖尿病により、カリフォルニア州サンディエゴで死去した。81歳。

振り返ればすごい、凄い経歴ですが、

マクドナルドも知られていない当時、レイは52歳。
なんと、その歳からスタートです。
(ちなみに有名な、カーネルサンダースは65歳からケンタッキーを創業)

レイは、「マルチミキサーという(ミキサー)」商品がまったく売れない状態で困っていました。

マルチミキサーを一台売るのも大変な時に、
そこに一気に8台も注文が入ったのです。

レイは、ビックリして、「嘘か、間違い」だと思っていました。

8台も注文が入ったことを電話で知り、
どんなやつか興味をもったので、
シカゴからカリフォルニア州サンバナディーノまで
車でマルチミキサーを持って行きます。

レイは当時、52歳です。
売れない営業マン。
色んなお店に、マルチミキサーを持って行っても相手にされていません。

実際に8台のマルチミキサーの注文があった、
カリフォルニアのお店に行くと、そこはなんとハンバーガーショップでした。(=マクドナルド)

そのハンバーガ屋にミキサーを導入します。
商品で言えば、後のマックシェイクですね。

レイが、担当者を待っている間、やたらその店が流行っているので、
そのお店でハンバーガーを頼んだら、数十秒で出てきて、

「このハンバーガーは誰のだ?」となりますが、

店員は「注文したあなたのです!」と言います。

それくらいハンバーガーが
出てくるスピードが速かったのです。

それにビックリして、
レイは、創業者からキッチンの中を見せてもらいます。

それにビックリしたレイは、
色々アドバイスをして

マクドナルドの経営に携わるようになり、
最終的には、創業者からマクドナルドの事業を
半ば強引に買い取り、

その後、レイはマクドナルドをフランチャイズ化して
世界中に店が広がり、

一等地の場所にマクドナルドがあるため、
世界一の○○○屋さんとも自分で言っています。

後に、レイは大学の講演会で、
大学生を前に、

誰でも知っている
「マクドナルドは、何屋さんですか?」
と聞いて、

多くの学生は、くすっと笑い、
ハンバーガー屋だと言ってきます。

しかし、レイは
不動産会社だと言っているほどです。

しかも、以下2つの点で、
税金をかなり抑えています。

・マクドナルド事業は【ビジネス的側面】
・不動産事業は【投資的側面】

この2つはとても相性がとても良く、

ハンバーガーを沢山売ったら利益が発生します。
つまり税金が発生するので、

それを不動産事業として
さらに不動産を買ってハンバーガー事業での利益を減らすことが出来るのです。

そうなると、どうなるかというと、
ハンバーガーが売れ続ける限り、
それが、不動産に回るのです。

そうなると、益々、
世界中に、店舗は増えていきます。
もちろん、フランチャイズによるところが大きいです。

マクドナルドは、
世界一美味しいハンバーガーでもないのに、
世界中に店があるのがその要因の1つです。
仕組みの作りが飲食で世界最高かもしれません。

それがマクドナルドは不動産屋だと
言われるゆえんです。(詳細は割愛)

もし、興味があれば、
映画見てみてください。

ちなみに、
世界一のファウンダーが
言う、成功に必要な資質は何だと思いますか?

実は、才能でも、お金でも、年齢でもなく、
持とうと思えば、誰もが持ちあわせています。

それは、
「根気と信念」だそうです。

実際は、運も必要ですが、

才能がある人はごまんといますが、
埋もれてしまう人も多々いることは事実。

『The Founder』(ザ・ファウンダー)★5つです!

◆52歳からのハンバーガ屋さん:
動画(1分30秒)『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』KADOKAWA

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