こんにちは、杉原です。
今回は、各州の主要都市の生活レベルについてお伝えしたいと思います。まず、アメリカは全50州ありますが、各州によって生活コストもだいぶ異なります。生活コストが高いエリアは、パッと思い浮かぶかもしれませんね。
【生活費:Cost of Living】
まず多くの方が思い浮かぶのは、アメリカでは、NY、サンフランシスコ、ロサンゼルス・シアトル・他・・などではないでしょうか?生活費(特に家賃)が高いところで有名ですね。しかし、まだ知られていないエリアで、比較的安い生活費の州もあります。州ごとでも、生活費にどれくらいの差があるのでしょうか?それを見ていきます!
そこで、今回は、生活費の比較ということで、アメリカの主要都市【75都市の物価ランキング】をお伝えしたいと思います。生活費の平均費用を一挙にお伝えします!(画像はDallas bubiness journalより引用)
◆アメリカ在住の方は、ご自身の関係する都市や今後引っ越したいエリアなどをチェックされてみてください!
◆日本在住の方は、投資または気になる都市をチェックされてみてはいかがでしょうか?
生活コストは、以下のように大きく分類され、あくまでも平均値です。
【生活コスト】内訳:
①毎月の生活費合計
②1ベッドルームの家賃
③ユーティリティ費用(電気、水など)
④インターネット費用
⑤ガソリン費用
⑥食費(食料品と時折レストランでの食事)
今回は、物価が高い順でのランキングですが、順位が高いほど生活費は高く、一方、順位が低いほど物価が安くて良いかもしれませんが、必ずしも物価の高い・安いで街の良し悪しを決められないところではあります。
本人が満足する都市(生活コスト)であれば何も問題はありませんが、固定費である生活費を少しでも抑えたいのに、コストが高い州や都市で生活している人もいると思います。少しでも節約や貯金をしたい方は、是非、(アメリカ在住の方は)ご自身が住まれているエリアと理想の生活費のエリアを検証してみてください!
各エリアへ行かれたことが無い方のためにも、1~10位や気になる都市には私のコメントを入れさせてもらいました。あくまでも個人的意見です。参考までにご覧ください。
さっそく行ってきましょう。アメリカの1位からご紹介します!
ちなみに、プレイノは75位中、●●位です。是非、探してみてくださいね!
以下の数字(#)はランキング順です。以下の、気になる都市名をクリックするとその部分に飛びます。
目次
- 1 1位サンフランシスコ(カリフォルニア州)
- 2 2位ニューヨーク(ニューヨーク州)
- 3 3位サンノゼ(カリフォルニア州)
- 4 オークランド(カリフォルニア州)
- 5 ボストン(マサチューセッツ州)
- 6 ジャージーシティ(ニュージャージ州)
- 7 ワシントンD.C
- 8 ロサンゼルス(カリフォルニア州)
- 9 シアトル(ワシントン州)
- 10 アーバイン(カリフォルニア州)
- 11 ホノルル(ハワイ州)
- 12 サンディエゴ(カリフォルニア州)
- 13 ロングビーチ(カリフォルニア州)
- 14 マイアミ(フロリダ州)
- 15 シカゴ(イリノイ州)
- 16 サンターナ(カリフォルニア州)
- 17 ポートランド(オレゴン州)
- 18 アナハイム(カリフォルニア州)
- 19 オースティン(テキサス州)
- 20 デンバー(コロラド州)
- 21 フィラデルフィア(ペンシルバニア州)
- 22 サクラメント(カリフォルニア州)
- 23 ナッシュビル(テネシー州)
- 24 アンカレッジ(アラスカ州)
- 25 シャーロット(ノースキャロライナ州)
- 26 オーロラ(コロラド州)
- 27 アトランタ(ジョージア州)
- 28 ミネアポリス(ミネソタ州)
- 29 ニューアーク(ニュージャージー州)
- 30 バルチモア(メリーランド州)
- 31 ニューオリンズ(ルイジアナ州)
- 32 オーランド(フロリダ州)
- 33 タンパ(フロリダ州)
- 34 リバーサイド(カリフォルニア州)
- 35 ダラス(テキサス州)
- 36 セントポール(ミネソタ州)
- 37 ヒューストン(テキサス州)
- 38 ローリー(ノースキャロライナ州)
- 39 デトロイト(ミシガン州)
- 40 フェニックス(アリゾナ州)
- 41 バージニアビーチ(バージニア州)
- 42 ピッツバーグ(ペンシルバニア州)
- 43 インディアナポリス(インディアナ州)
- 44 サンアントニオ(テキサス州)
- 45 ヘンダーソン(ネバダ州)
- 46 クリーブランド(オハイオ州)
- 47 フォートワース(テキサス州)
- 48 カンザス(ミズーリ州)
- 49 コロンバス(オハイオ州)
- 50 コロラドスプリングス(コロラド州)
- 51 ジャクソンビル(フロリダ州)
- 52 プレイノ(テキサス州)
- 53 シンシナティ(オハイオ州)
- 54 ミルゥオーキー(ウイスコンシン州)
- 55 ベーカーズフィールド(カリフォルニア州)
- 56 ラスベガス(ネバダ州)
- 57 セントルイス(ミズーリ州)
- 58 フレゾノ(カリフォルニア州)
- 59 ストックトン(カリフォルニア州)
- 60 ツーソン(アリゾナ州)
- 61 コーパスクリスティ(テキサス州)
- 62 オマハ(ネブラスカ州)
- 63 グリーンズボロー(ノースキャロライナ州)
- 64 アーリントン(テキサス州)
- 65 オクラホマ(オクラホマ州)
- 66 メサ(アリゾナ州)
- 67 アルバカーキ―(ニューメキシコ州)
- 68 レキシントン(ケンタッキー州)
- 69 メンフィス(テネシー州)
- 70 タルサ(オクラホマ州)
- 71 ルイスビル(ケンタッキー州)
- 72 ウィチタ(カンザス州)
- 73 トレド(オハイオ州)
- 74 リンカーン(ネブラスカ州)
- 75 エルパソ(テキサス州)
- 76 【サンフランシスコ市 / プレイノ市】平均生活費の比較
- 77 共有:
- 78 関連
1位サンフランシスコ(カリフォルニア州)
NYに数百ドルの差をつけながら、堂々の1位です。家賃が高いということで有名ですが、1ベッドで月額約3,400ドル(約34万円)ということは、必要な月収の目安では、基本、家賃の3倍の月収10,200ドル(100万円)つまり、年収1200万円でギリギリ、1人部屋=1ベッド確保のラインですね。住宅難で、それでも借りられない人たちもいるでしょう。そのため、サンフランシスコでは年収1200万円でも豊かではないとどこかのサイト記事でも言われてもいますね。そして、子供や家族持ちだと、最低2000万円くらいないと厳しいところでしょうね。そのため、この街が本当に好きで、高収入の方でないと、生活するのは難しいと感じます。個人的に、街としては好きなところの1つです。
2位ニューヨーク(ニューヨーク州)
NYは世界のNYとして昔から有名ですので、このコストは分かる気がします。マンハッタンでは電車(地下鉄)での移動が中心になると思います。逆に車があるとパーキング代でまた費用がかさみます。マンハッタンでは、各エリアに分かれていますが、日本人が多いマンハッタンのエリアであるイーストビレッジなども留学生が多いです。有名なパン屋や日系スーパー、ラーメン屋があります。ラーメン1杯で1,500~2,000円近くも。投資面としては、家賃の割に不動産価格が高すぎるため、投資としては効率が良くないですね。
3位サンノゼ(カリフォルニア州)
シリコンバレー付近のサンノゼです。駐在の日本人も多いため、サンフランシスコ市内と較べればまだ良い方ですね。
オークランド(カリフォルニア州)
サンフランシスコ対岸の市です。黒人が多く住むエリアで、治安がサンフランシスコより全体的に悪いです。オークランドはサンフランシスコと違い、街の雰囲気がガラッと違います。サンフランシスコ市内では家賃が高いので、オークランドから通う方も多い様です。
ボストン(マサチューセッツ州)
ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など超エリート大学が集まる場所です。ボストンはこじんまりしていて、アメリカでも大好きな街の内の1つです。イギリスにも行きましたが、イギリスとアメリカの良いとこどりだなと感じました。多国籍のお店も多くて、若い優秀な学生が多くて楽しい。日本人はあまり見ない。教育機関が多く、魅力的な都市ではあるのですが、物件価格が割高で、投資としては難しいところですね。
ジャージーシティ(ニュージャージ州)
ニュージャージー州は固定資産税が本当に高いです。アメリカ1、2位を争います。そもそも、NYに隣接して、不動産価格が高く、そして、固定資産税も高いため、普通の一軒家(3~4ベッド)で固定資産税、軽く毎年1万ドルはします。エリアにもよりますが、ニューアーク付近などは治安が良いとは言えませんし、冬は大雪で不動産のトラブルが出ます。不動産投資には完全に不向きの場所だと思います。
ワシントンD.C
アメリカの首都で、役所や博物館や学術的な施設が多く、学生も多い街です。ホワイトハウスがあります。日本人少な目です。観光客は多いですね。投資をするなら、すぐ隣のバージニア州などの方がまだ安く購入できますね。
ロサンゼルス(カリフォルニア州)
カリフォルニアでも南のエリアで、全米でも物価が高い場所で有名です。日本人留学生や駐在員が全米でもかなり多いエリアです。元、北米トヨタ本社があった街、トーランス。ロサンゼルスは2020年、現段階では高すぎて投資には向きませんね。現在は10年前と比べれば、かなり高値です。しかし、価格はまだ上がると見ていますが、高値掴みは禁物です。2028年のロサンゼルスオリンピックも決定しています。
シアトル(ワシントン州)
行ったことがありませんが、amazonの本社があり、amazonが来たことで、不動産価格が相当上昇しました。日本人も多い場所ですが、全米の中では、生活費は高いですね。
アーバイン(カリフォルニア州)
ロサンゼルスから車で1~2時間くらい郊外に行ったところです。アーバインは、オレンジカウンティ(オレンジ郡)に位置して、治安が相当良いです。10段階で9~10の本当に学校レベルや環境が問題ない所です。様々な面で、プレイノと匹敵する街でもあります。20~30年前は、一軒屋で20万ドル(2,000万円)代もありましたが、現在では4ベッドの普通の一軒家で平均1.2~1.4M(1.2~1.4億円)くらいするため、かなり高いです。
ホノルル(ハワイ州)
サンディエゴ(カリフォルニア州)
ロングビーチ(カリフォルニア州)
マイアミ(フロリダ州)
シカゴ(イリノイ州)
サンターナ(カリフォルニア州)
ポートランド(オレゴン州)
アナハイム(カリフォルニア州)
オースティン(テキサス州)
デンバー(コロラド州)
フィラデルフィア(ペンシルバニア州)
サクラメント(カリフォルニア州)
ナッシュビル(テネシー州)
アンカレッジ(アラスカ州)
シャーロット(ノースキャロライナ州)
オーロラ(コロラド州)
アトランタ(ジョージア州)
ミネアポリス(ミネソタ州)
ニューアーク(ニュージャージー州)
バルチモア(メリーランド州)
ニューオリンズ(ルイジアナ州)
オーランド(フロリダ州)
タンパ(フロリダ州)
リバーサイド(カリフォルニア州)
ダラス(テキサス州)
セントポール(ミネソタ州)
ヒューストン(テキサス州)
ローリー(ノースキャロライナ州)
デトロイト(ミシガン州)
フェニックス(アリゾナ州)
バージニアビーチ(バージニア州)
ピッツバーグ(ペンシルバニア州)
インディアナポリス(インディアナ州)
サンアントニオ(テキサス州)
ヘンダーソン(ネバダ州)
クリーブランド(オハイオ州)
フォートワース(テキサス州)
カンザス(ミズーリ州)
コロンバス(オハイオ州)
コロラドスプリングス(コロラド州)
ジャクソンビル(フロリダ州)
プレイノ(テキサス州)
ここで、プレイノが出てきました!75位中52位でした。つまり、主要都市の中では、順位が低い=つまり、他の都市と比べて、生活費がかからないということです。一人での生活費として、毎月$1,672はいかがでしょうか?家族となると恐らく、(家賃や食費等の単価が一人あたり下がりますので、、)2倍とは言わないですが、それでもアメリカの中では、安いと思います。一人あたりの家賃は約$1,000と表示されていますが、プレイノで月$2,000も出せば、3~4ベッド2バス(2,000sqft)辺りを借り、家族3~4人で生活することが出来ます。家賃の次に気になる部分は、CA州よりも圧倒的にガソリン代が安いですね。全米でテキサスは相当安いエリアだと思います。
紫の部分がガソリン価格(レギュラー価格)が安いところです。2020年3月12日時点 プレイノ付近では1ガロン(3.8リットル)で$1.75のガソリンスタンドがあります。3.8リットルでTX州でも破格の1.75ドル(175円)とすると、単純計算で1リッター46円ですね。安!日本では(レギュラーで)1リッターで140円くらいしますね。そのため、テキサスは日本のガソリンの約1/3の価格が多いです。流石、ガソリンが多く取れる州で、エネルギー産業関連が活躍しています。(現在は原油価格暴落中ですが)
シンシナティ(オハイオ州)
ミルゥオーキー(ウイスコンシン州)
ベーカーズフィールド(カリフォルニア州)
ラスベガス(ネバダ州)
セントルイス(ミズーリ州)
フレゾノ(カリフォルニア州)
ストックトン(カリフォルニア州)
ツーソン(アリゾナ州)
コーパスクリスティ(テキサス州)
オマハ(ネブラスカ州)
グリーンズボロー(ノースキャロライナ州)
アーリントン(テキサス州)
オクラホマ(オクラホマ州)
メサ(アリゾナ州)
アルバカーキ―(ニューメキシコ州)
レキシントン(ケンタッキー州)
メンフィス(テネシー州)
タルサ(オクラホマ州)
ルイスビル(ケンタッキー州)
ウィチタ(カンザス州)
トレド(オハイオ州)
リンカーン(ネブラスカ州)
エルパソ(テキサス州)
今回の内容は、以上で、アメリカの主要都市の生活費ランキングでした。1位のサンフランシスコとプレイノでは、
総合:
【サンフランシスコ市 / プレイノ市】平均生活費の比較
【数値】左:サンフランシスコ /右:プレイノ
◆施設費(水道高熱費)$123 / $157
◆ネット代金 $67 / $53
◆ガソリン $198 / $119
◆家賃(1部屋)$3,397 /$1,058
◆食費 $426 / $285
◆合計の生活費 $4,211 / $1,673 → 差:$2,538(毎月)
比較してみると、単純に、毎月$2,500近く差があり、差の90%ほどは①家賃が占めています。次に、②食費、③ガソリン価格ですね。基本、カリフォルニア州は全体的に物価が高いですね。カリフォルニア州とテキサス州を年間で計算すると、固定費で$30,000の差が出来、10年間で$300,000の差となり、アメリカの地方で立派な家が一軒が買えてしまう位の差があります。またカリフォルニアとテキサスでは州税で10%近く差がありますので、(収入の差はありますが)テキサスでは10%手取が増えるイメージです。プレイノの立派な一軒家が買えてしまう位です。
生活コストが高いのが続くと、年々下げることが難しくなるため、出来れば早い内からコストを上げない体質を作る方が、より早く(引退含め)豊かになれると感じています。特に、節約、貯金などしたい方は、コストを圧倒的に下げるために、特に家賃など固定費である生活費を下げるのが一番効果的だと感じています。
今回は、以上です。今後、投資したいエリアや、住みたいエリアの参考になれば幸いです。
さらに、具体的な【生活費】に関して、併せて読みたいページはこちら!
◆【テキサス州プレイノ】vs【カリフォルニア州アーバイン】
それではまた!
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