プレナビ番外編)前編【アメリカンドリーム】を掴んだ、ジャパニーズカウボーイ!! in テキサス

実際、会いに行ってきました!!

【アメリカンドリーム】を掴んだ、ジャパニーズカウボーイ!! in テキサス

先日、そのジャパニーズカウボーイの方の所へお邪魔させてもらったばかりなので、まだHOT(ホット)なうちに、お伝えさせてもらいますね!今回は、その大牧場に住まれているマイク大谷さんについてお伝えしようと思います。

まず、テキサスに、アメリカンドリームを掴んだ日本人カウボーイの存在をご存知でない方もおられると思いますが、「はい!いたのです。テキサスの地に。」

私も、数か月前まで知りませんでした。そのジャパニーズカウボーイがいる場所は、テキサス州のダラスから北東に位置し、渋滞が無くスムーズであれば、車で早くて1時間程のところに牧場があります。

Question:マイクさんの牧場の敷地はどれくらい?

突然ですが、ここで質問です!!牧場というと広いイメージはあると思います。

そこで、イメージ的に分かりやすく、東京ドームで言うと、何個分くらいだと思いますか?

「2~3個くらいかな??」

「いや、そこまで大きくないかと。ドームの半分?」

「いや、5個分???」

正解は、
な、な、なんと。。。。。

東京ドーム13個分の敷地です。

イメージ付きますか????
私は、広すぎて、想像がつきません。

10個と13個分ですら違いが分かりません。笑

そして、その敷地の中に大きなマイクさんのお家があります。上空からの写真で、周囲4キロ、借景など無い160,000坪程の敷地です。

私が、マイクさんと出会うきっかけ~

数か月前まで、自分は、テキサス州に日本人カウボーイことマイク大谷さんがいるということは知らなかったのです。

以前、プレナビでテキサスBBQ(バーベキュー)の記事を書いたのですが、その内容について「日本BBQ協会アメリカ支部代表」のマイク大谷さんからお褒めの言葉を頂いたのをテキサス在住30数年の倉石灯(ルークさん)経由で教えてもらったのがきっかけでした。

それから少しづつマイクさんとメールでやり取りをして、先日とうとう、マイクさんの所へ行くことが出来ました!

私は、そもそも日本人のカウボーイに会ったこともなく、地名も場所もしらない状況だったので、冒険みたいな感じで、ワクワクものでした。カウボーイの方に失礼のないように、一応、カウボーイハットを持参していきました。構えないでください!とっても良い方ですよ。

ということで、今回は、コリン郡の東に隣接する「ハント郡(Hnun County)」に位置し、
東京ドーム13個もの広大な牧場をお持ちの日本人、マイク大谷さんの所へ遊びに行った内容をお送りします。

実は、ダラスから車で1~2時間以内で行けるんです。近い!

まず、自分を含め多くの方が牧場の場所について、遠くにあると思われていると思いますが、マイクさんの牧場は、ダラスから決して遠くないところにあります。車で1~2時間以内で行けるんです。

ダラスフォートワース空港(DFW)空港からだと、車で1時間半~2時間弱もあれば到着します。

私も最初、そうでしたが、カウボーイが住む場所や大牧場となると、市内から相当遠い場所にあるとイメージしちゃいますよね?

しかし、マイクさんの牧場は決して遠くではありません。ダラス界隈で生活をしていても、日帰りで戻って来れます。牧場に住むマイクさんも、都心部から遠くにあり過ぎると不便という点もあったそうで、こちらに決めたようです。

いざ!マイクさんの牧場へ!

プレイノ界隈からだと、まずマッキーニに北上して、あとは380号線でグリーンビルまでひたすらまっすぐ走れば1時間弱くらいで行けます。(時間が無い場合はこの①北上ルートをオススメします。または②ガーランド経由で30号線を通って行きます。)

今回、①マッキーニの北上ルートではほぼ直線のため、面白くないので、テキサスで、ハイランドパークに次ぐ、高級住宅地のあるロックオールを経由して行くことにしました。

【寄り道ルート】今回のルートは、こんな感じです。

プレイノ→リチャードソン→ガーランド→ロックオール→グリーンビル→コマース→牧場

プレイノから南下し、ガーランドを通り、国道30号線で大きな湖を通過したところ、ロックウォールという街に着きました。少し走ったので、休憩も兼ねて、この街、ロックウォールで休憩することにしました。

【寄り道 その1】:富裕層のエリア、「ロックウォール」で休憩

前日にお会いした日本人の方に、ロックオールで何かオススメなレストランとして教えて頂いたお店を紹介してもらいました。イギリス風のお店で美味しいサンドイッチ店 The Londonerです。TXのアディソンやColleyvilleにもあるようです。(計3店舗)

教えてくれた方は、「ロックオールでサンドでも食べてきてください!」と仰ってくれました。

そこで、このThe Londonerで、サンドイッチを食べました。TXにあるが、とても雰囲気が良くイギリス色の強いお店で、ビーフが沢山詰まった、かなりデカいサンドイッチを頂きました。とても満足な気分になれました。

写真の様に、お皿の中に、ソース皿みたいなのがあるのですが、サンドイッチをそのソースにDip(つける)するのがオススメだそうです。

お腹いっぱいになった後、どうも気になったのが、このロックオール付近はルート66の道路だと気づきました。

【寄り道 その2】:ルート66 アメリカンらしいダイナー(レストラン)へ!

あのアメリカ横断で有名な「ルート66」です。
シカゴ~ロスのサンタモニカを繋ぐヒストリックロードです。

と言うことは、近くに、昔からのダイナー(レストラン)があると感じて、MAPを見たら、ロックオールにもありました!

これです。見た目は普通のお店という感じですよね。

しかし、中に入ると雰囲気がガラッと変わります。サンドイッチを食べたお店からすぐ近くにあるためお腹がパンパンではあるが、その店に行き、ハシゴをしました。まあ、流石に、お腹がいっぱいなので、コーヒーだけを頼み、懐かしのアメリカ、ルート66の雰囲気を味わい、店内をくまなく写真を撮らせてもらいました。笑

寄り道を終え、牧場へ向かう!

ここで、コーヒーを飲み終えた後は、再び、車に戻り、グリーンビルという街を目指して走りました。

そのグリーンビルへ行く途中に、ハーレーの様な大型バイクで、仲間たちとツーリングか横断をしようとする人の集団が現れました。圧倒するくらいの大集団です。

ハーレーダビッドソンの様な、ハンドルがかなり上にある大型バイクに乗って、仲間とひたすら、ルート66を走る光景をたくさん目にします。

そうこう言いながら、グリーンビルから約15分くらいでマイクさんの牧場へ到着しました。

カーナビに住所を入力して行ったのですが、周辺あたりは広すぎて、牧場の入口がなかなか発見できませんでした。
玄関を探すのに少し時間がかかったが、マイクさんに教えてもらい、やっとゲートに到着。

サイトで見たことのある看板が飾ってあった。

「ここだ!!」

そこから少し奥まったところまで車で移動。玄関までがいくらか距離があり、車を走らせながら、少しずつ大きく立派なお家が見えてきました。そして、BBQに使われる大きな道具がたくさんありました。


*他の場所にもこのような道具は沢山ありました。

私は、大型犬のジャーマンシェパードのトラに迎えられ、マイクさんと初めて会いました。
トラは、部外者である私に最初は、ワンワン吠えていたが、マイクさんの手さばきで、何とかトラも大人しくなった。

トラ(左に写っている犬)が大人しくなって、外を見回したら、マイクさんの大きな家の周辺には見渡す限りの牧場!!!

地平線のように、この場所から見える部分は、すべてマイクさんの牧場(敷地)だそうです。
と、と、とても、広い。

そして、牧場には、たくさんの牛やウマ、ロバ、ロングホーンなどが草を食べ、みんなで移動している。

牧場で生きている動物の種類は違うが、まるで大家族の様に移動をし、草を食べ、時に、水場へ行き水を飲み、熱い時は木の木陰でみんなで横になって休む。

 

種類が違う動物たちが、ケンカもせず、何か部外者が来ても大丈夫なように、まるでファミリーの様に、移動・草を食べ・水場に行き・暑いと木陰に移動しているという。それが出来るのは、DNAの本能の一部にあるのだろう。

そして、とうとうマイクさんの大きな立派なお宅に入ると、カウボーイの写真やグッズ、(他界されている)アメリカ人の奥さんや家族の写真が沢山だ。

広いリビングルームにはアメリカによくある暖炉や鹿かトナカイの頭の部分が壁に飾ってあったりと何ともゴージャスな感じだ。雰囲気が違う。まさに、アメリカンドリームを掴んだ様なイメージの家である。まさに、ドリームホームである。

その後、家のリビングで、マイクさんは腰を据え、気になる牧場を手にする経緯やいままでのカウボーイ生活を語ってくれた。この牧場を手にするのに、なんと69件を奥様と実際に見て回り、70件目にしてようやく巡り会えたようです。

マイクさんは、昔、関西圏の大学を卒業してから、とあることでアメリカへ渡り、NY周辺でビジネスをされ、忙しい日々を過ごし、昔からなりたかったカウボーイの道に入った。

人生初のジャパニーズカウボーイとの対面がマイク大谷さんでした。
インパクトが強いので、死ぬまで忘れないでしょうね。

しかし、カウボーイは当時、現在で言う「3K」の仕事だったそうで、キツイ、汚い、危険の仕事であったようです。しかし、情熱を持って、コロラドのとある牧場に行き、カウボーイの仕事について学ばれ、最終的にはテキサスへ。

結婚をされ、自分の牧場を持ちたい!ということで、奥様と色んな州を回り、70件目でテキサスで希望の条件が整い、牧場を持つことになったというすごい経緯。

その物件を探す間に、価格面、ロケーション、施設、人、牧場の手入れ、その他多数の条件があるが、それが揃うのもなかなかの至難である。普通で、30件も回れば、もう、牧場探しは無理だと断念してしまうだろうが、その倍以上の回数を回り、運が見方をしてくれ、なんとか手に入れることが出来たのです。

不動産はまさに、運や縁です。

インターネットというのも当時なかったので、人の情報を頼りに、現物を見に、アメリカの広い場所を移動しながら探してやっと見つかったのです。

もう諦めかけていたところに、いまのが出てきたのです。

「70件目!!!!!!!」

それくらい情熱が入っていないとあきらめてしまうのが普通である。

当時、奥様と牧場の入口や家の中に入る前に、これだ!と思い直観でほぼ購入を決意したようです。

それくらい、大変な思いをされて手にした大牧場。

たくさんの牛さんや動物さんたちは、ほぼ放牧しており、好きな時に、好きな場所に移動しながら草を食べ、集団で生きている。

動物は首が鎖につながっているのでもなく、どこかの牛舎に入ったりせずに、自由にのびのびと生きていることが分かる。

天気も良いし、適度な心地よい風も吹き、池に行けば水もあり、日が熱くなれば木陰で体を横にするような大きな木があり、広大な土地で、動物には天国のような場所であろう。

動物にとってみたら、ほぼ自由な生活が出来る。自分も動物だったらこんな広いところで自由に伸び伸びと生きたいと思った。

マイクさんは、この牧場を手にするまでを色んな思いや経験をしながら語ってくれた。

その後、

マイクさんと「北ダラスのポテンシャル」について語る!

テーブルでコーヒーを飲みながら、お互い好きなアメリカ不動産のことや今後の伸びるエリア、最近の北ダラスの勢いについて語った。

マイクさんも、昔から、この北ダラスに住んでいるので、クレーンの数や、建設作業員が増えている、インフラ整備や住宅の開発などたくさんの人が引っ越してきているのを肌で感じているようだ。

ダラス、特に北ダラスがこのままの状況で行ってしまうと、北ダラスは人口が凄い増えて、それに伴い、渋滞が懸念され、学校もつくならいといけない。とにかく、人が増えるだけ、公共施設や住宅、教育機関、学校の先生、その他娯楽施設、レストランなど
人が多すぎて何かしらの整備が間に合わないなど嬉しい悲鳴も聞こえてくる。

私は、昭和の日本のバブルを経験していないが、それに近いような感じをここ、北ダラスで起きつつあるのではないかと感じる。ただバブルと言っても、当時の日本の様に、急激に地価などが上がり、数年後、ドスンっと下がるという感じではなく、

ジワジワと勢いよく伸びている感じである。マイクさんは、現在、ハント郡に犬のトラと住まれているが、

以前、プレイノの少し北のマッキーニという都市(トヨタ駐在員が多く住んでいるエリア)にも家族で住まれていて、新築で一軒家を当時はかなり安く手に入れていて、現在の価格を見て、ここ数年のこの上昇率にも驚いている。

まさか、この地が、、、、という感じであったと思う。

しかし、まだまだプレイノやマッキーニがあるコリン郡は、上昇の余地や上昇する理由などを教えて頂いた。コリン郡自体のポテンシャルがあり、それは隣接するハント郡にも波及するとのこと。とにかく、ここ30年間は上がり続けるということだ。

そして、コリン郡と隣に位置するハント郡、この2つの位置関係や場所について教えて頂いた。

特に、道路の車線数が増えてきたりすると、道路の拡張具合や住宅建設を見て、これからは、特にどういうエリアが伸びるのかが現地の人にはとって分かる。

いままで、片道1車線だったのがいつの間にか2車線に増えたり、新たな場所に道路が出来始めたりと、急ピッチである。

マイクさんは、テキサスの大きなMAPを広げながら、説明してくれた。昔、この道路がメインに使われていたが、いまや、この道路とこの道路がつながって、こうなり、その後、ここからこうなるなどのリアルな情報を教えてもらった。

この牧場のある場所は、グリーンビルから15分くらい行ったコマースという街であり、郡で言うとハント(Hunt)郡である。隣同士の郡

左)コリン郡                右)ハント郡
 

プレイノやフリスコがあるコリン郡の東隣りである。
コリン郡とハント郡、ますます伸びていく感じである。

二人で地図を見ながら、この道路とこの道路があり、ここで一つになり、車線数が増えて、ここのあたりが発展するなどの充実した時間を過ごすことが出来た。

牧場のあるハント郡についてはまだ詳しくは調べていないので、説明は出来ないが、コリン郡はとてつもないことになる。それだけは言える。

以前にもお伝えしましたが、こちらは、TX州の人口増加率(予測)です。

上図の赤枠を拡大すると、以下の様になる。
①コリン郡に負けず、⑧ハント郡もいくらか人口増加が予測されている。


  ←増加率(濃い青は2倍以上の人口になる。)

いままで、コリン郡の左下(南西)部分が特に人口が濃いが、これが、2050年になると凄いことになるんです。コリン郡全域に人口が増える。いまでは何もない畑が、住宅に変わりつつある。他の州に投資も良いが、この郡だけで投資をすることが可能である。それくらいこの郡のポテンシャルはすさまじい。

前から言っているが、早く気づくか否かがチャンスの分かれ目。

マイクさんのお話の中で、NY、オーランド、ニュージャージー、コロラド、テキサスなど色んな土地と不動産に詳しく、不動産では負けなしとのことでした。不動産は自分で調べて、投資すれば、相当な確率で勝てるのかなと感じています。株やFXの様に、コントロールできるので、自分で勝率を高められるのが良いところですね。

日本BBQ協会アメリカ支部代表のマイクさんが披露する本物のBBQ

おっと、日本BBQ協会アメリカ支部代表のマイクさんがなんと、スペシャルなことに、私にBBQを作っていただけることになり、


テンションが上がり、このままではまともな記事が書けそうにありませんので、後半の内容は、またBBQの後にお伝えしたいと思います。以下のBBQはマイクさん特製BBQです。(5種類 +ローンスタービール)

左上から、
1、ピリ辛ソーセージ 2、ポークショルダー 3、チキン 4、ブリスケット 5、ポークリブ

     

どれもアツアツ出来立てのBBQで、すごくスモークの香りがして、とても美味しく自分一人で1ポンドくらいは食べたような。。。そして、翌日食べても美味しかったです。日本BBQ協会アメリカ支部の代表が直々に作っていただけるなんて、当時、自分がBBQの記事を書いていた時はまったく想像もしていなかった。。。。世の中、不思議な出会いがあるものだ。

*この写真は、ジャーマンシェパードのトラと2ショット写真
私がソファに座っていたら、トラが隣にやってきてくれた。(^^)

それでは、次回(後篇)へ続きます。


ちなみに、マイク大谷さんについてはこちらをご覧ください!
◆書籍:『大いなる西部に抱かれて(上・下巻)』
◆牧場のホームページ:https://www.mjmranchusa.com/

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